音日記 · 01/07/2021 父の命日に寄せて 三井記念美術館での思い出。 誰もいない展示室。 国宝・円山応挙「雪松図屏風」を目の前に父と二人きり。 展示室に降る雪 「お父さん!雪が降ってる。」 「そうだね。」 たわいもない会話。 一瞬が静かな透明な時と化してゆっくりと流れる。 目には見えないものをお互いに見る。 あの美しいさを父と共有し合えた時間は、大切な宝物として、今も私の中で輝き続けている。 tagPlaceholderカテゴリ: